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ぬるヲタ 好きなものについてつらつら無駄話をします。 イラスト更新は少なめ
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ヤマト運輸が運送中に品物を破損するというなかなか遭遇しない事態にあって、発売から1週間ほど遅ればせながら見た。しかしもうそれも去年の話になるんだな・・・

それはともかく。
最初fantasyで始まったころは、わくわくと期待値MAXで見てたのにだんだんと「・・・?」からもやもや・・・→イライラに
私はねえ、(世間では)評判最悪だった丹下yellow brainから製作が離れたそれだけで、「REFLECTIOИ LiveBDは絶対に名作になるぞ!!」と受け入れ態勢バッチシ、何が来てもOK状態だったんだよ・・・その私がこのREFLECTIOИ LiveBDをクソだというんだからよっぽどだぞ!
視聴終わり、隣に友人がいるのも構わずいつもはぜってえ見ねえ!と決めている便所の落書き板まで見にいった始末。しかし尼のレビュー含めほとんどが絶賛だった模様。なんでや・・・

REFLECTIOИ Filmのほうはよかったんだ!これは劇場で見たときも思ったけどすごくよかった。
で、なんでそこからあのLive版ができるんや!もー誰も書かないけど私は書くよ・・・

カット割り多すぎ。酔う。カメラワーク斬新()すぎ。客席からのアオリの撮り方めちゃくちゃ多かったけど純粋に見にくい。それが特に出てたのが田原さんの下手からの謎の枠ごしのカット。見にくいどころの話じゃないし顔も何も映ってないし演出的な意図も不明。それを2回もやりやがった・・・あと、アオリのこともそうだけどファン目線を意識した撮り方が今回のテーマっぽかったんだよね、やたら客席映すし。そこで一番気になったのが客の顔のアップの多用!そんでもってアップは基本女!サクラもびっくりの美女!www ・・・こっからは醜い女の私怨のつらつらだけど、酷いところだと1曲に2回は美女の顔アップのカットイン。特にバラード曲でその傾向が顕著だったんだけど、監督は観客目線を入れることで自己投影させる意図でもあったのか知らないけど、誰が素人の顔見に高い金出してブルーレイ買うんじゃ・・・100歩譲ってそんなに美女カット放り込みたいなら「これはサクラです」か「これは監督の好みです」のテロップを入れるようにしてほしい
・・・ここまで書いといて自分でも暴論だなとも思うけど、ちょっと考えてみるとたとえばAVの盛り上がってるシーンで汚っねえ男優の顔とかケツが映るのと一緒なんだよ・・・察してくれよ(泣)

確かに今までにないカメラワークで捉えた、これはすごいなよく撮ったな、と思うシーンもあった。音響も今までにないくらいよくなってるからびっくりした。
けどなあ、それをおいても酷いと思うんだよなあ。ライブディスクに求めるのは芸術性じゃないし、ましてやREFLECTIOИのファイナルは愚直なまでのバンドとしてのアプローチが最高の形で光った公演だったんだから、もっと真っ直ぐにバンドを撮ってほしかった。つまらない画作りだと思われても構わないから、バンドのエネルギーをそのまま残したい、と思うくらいの気概で作ってほしかった。
ファンの欲目で見てもREFLECTIOИツアーファイナル公演は、神がかってた。言葉にすると安っぽいけど、Mr.children史上における最高のライブだった。メンバーの気迫がすごかった、桜井さんに至ってはもうトランス状態。何かが降りてた。・・・書いてて恥ずかしいけど、ホントにそうだったんだよ!劇場で見た感動はホントに忘れられない。
だからこそ120点を狙った作品じゃなく、及第点でもいいからあの感動をまま届けたい、という気持ちで作ってほしかった・・・

だから何度みても、劇場の時のあの感動を越えられない。今はスカパーの再放送をただただ待ち望むのみ。
しかし今度のことがあったから、予告にあった未完の日産公演ディスクも不安しかない。ライブ史に残るとまで言われたアレだからね・・・ほんと、余計なことはせんでもいいのよ・・・(泣)
ていうかね、この未完の予告の入れ方にしても不満タラタラなんすよ・・・なんで本編の続きにいれるんじゃあ!!?ボーナスに入れんかい!!変な商魂が見えるんじゃ!REFLECTIOИあっての未完っていう意味では分かるんだけどさ、お約束っていうのがなんであるかというと、それを守ることにちゃんと意味があるからあるのよ。だからお約束は守ろう。

いろいろ便所の落書きよりも恥ずかしいこと書いたけども、なによりこの監督が無能だと確信したのがマシュマロのあのシーンを撮ってなかったことですよ。あれを楽しみにまっていたファンは確実に1万人はいたぞ?無能アンド無能

bloomotion、不安になってきた・・・もっと外部の力も入れていっていいんじゃないかな・・・


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未完ツアー終了!REFLECTIONのツアーとしてはFC・zeppツアーから続くながーい長い日々で、久々のミスチル祭りに私も楽しい時間を過ごす事ができた。

前回のREFLECTIONツアーからほぼ間を置く事無く、始まった未完ツアーだったけど前回とはまた違った最高のMr.childrenライブだった!
ツアーも終了したのでセトリ含む感想を・・・ちょっと忘れかけてる所もあるけど


1.未完
REFLECTIONの始まりが{Naked}の1曲目であるfantasyだったので、今回はツアータイトルともあってオープニングはこれしかないだろう!と思っていたので、未完のギターソロが聴こえてきた時は興奮した! 未完は{Drip}の一曲目であるんだけどそこから思ったことは、{Drip}の曲順に沿ったセットリストを組んでいることは、今回の「未完」ツアーは前回のREFLECTIONツアーよりもっと大衆向け、ミスチルコアファン以外にも楽しんでもらえるように、とのコンセプトがあったんではないだろうか、ということ。実際のところはちょっと違ったんだけど
それはさておき、前回ツアーではトリを飾った曲を一曲目に惜しげも無く披露する贅沢さ! 観客もオープニング曲は薄々気付いてただろうけれども、やっぱりもの凄い盛り上がり、一気に会場のボルテージが上がる。「自由!自由!自由!」と叫ぶ桜井さんに合わせてみんな拳を振り上げながら叫ぶ。もうこの時から私は「あ~最高だぁ・・・」とうるうる

2.擬態
イントロが流れてきて、あれ?この曲なんだ?と予想外の曲にイントロドン状態になる。 すぐにメロに入って擬態だ!と思うとまたびっくり! まさか未完で歌われると思わなかった・・・REFLECTION勢が濃すぎるのでこんな人気曲をセトリに入れてくるとは驚いた。しかも2曲目に!
曲間に桜井さん「楽しい!」と叫び、観客もコールレスポンスに慣れたもんで、桜井さんの鶴の一声「来い!!」にオーオオーオオー♪とばっちりハモって返す素晴らしさw REFLECTIONでは新曲勢ばかりでどこかまだ「お客さん」感の強かったファンも、2曲目に擬態がきたことで「ああ、いつものMr.childrenだ~!」と安心したようなアットホームな空気になった。

3.ニシエヒガシエ
最近のライブアレンジとは違った入りではあったものの、すぐにニシエヒガシエだと分かると「えええええ!?」とこれまた驚愕。REFLECTIONの曲やれなくなっちゃうじゃん!と焦った!
しかしもう御馴染み鉄板曲、田原さんのギターソロが終わると弾ける花火!観客大爆発! もの凄い大歓声。 私と友人は今回8列目という良席での鑑賞だったため目の前で花火があがり、その爆音に違う意味で悲鳴をあげるw
ニシエヒガシエのお楽しみと言えば「この指とまれ」・・・ですが、ほぼ目の前の至近距離でやってもらえました。 桜井さん、舐めた指を観客に突き出し「この指とまれ!」周りから卒倒するんじゃないかってくらいの黄色い悲鳴があがりまくるw
友人によると今回のニシエヒガシエはsplit the diffrenceのライブアレンジに近かったらしいんだけど、最近では珍しいねっとりとしたw ダークで妖しいアレンジと演出で、すさまじく格好良かった。

4.光の射す方へ
またまた予想外のイントロに、友人となんだなんだ!?とイントロドンが始まる。 サマソニ以来の光の射す方へ~これまた意外すぎてびっくり。今回は明るく弾けた印象のアレンジで歌う桜井さん。しかし「歌って!」とコールを要求するも、「光の射す方へ~♪」と入るのは難易度が高くてちょっとお客さんが困っていたのが面白かったw

5.CHILDREN’S WORLD
曲前にMC。「これからやる曲は20年ぶりにライブでやる曲です。20年前に演奏していた時は今よりずっと小さなライブハウスで観客もずっと少なかったけど、いつかこんなドームやスタジアムのような大きな会場で歌うことを夢にやってきました」と桜井さん。
MCの詳細は少し違うかもだけど、20年ぶりに演奏する曲ということと、その内容から私は「絶対あの曲だ!」と確信をもってドキドキしていました。そしてあの懐かしいイントロが流れると「やったー!」と思うのと同時に感極まってしまったw
「あいつは口が軽いから仲間には入れたくないけれど」でJENを、そして「ギター弾くのが上手いんだ それはまるでチャック・ベリーのように」で田原さんを映すカメラ・・・もうグッジョブすぎて友人と笑いまくっていたw サビでは楽器隊全員がコーラスに入り、4人で歌うCHILDREN’S WORLD。JENの張り切ったハモリが音程もめちゃくちゃでほぼシャウトになっていたこともご愛嬌。私は感動して涙が・・・w
「今は思い通りにいかないことも いつかは叶えて ここはCHILDREN’S WORLD」デビュー前に作られたという歌詞がまさに現実になっているこの瞬間に、Mr.childrenというバンドの凄さと、「未完」と銘打ったツアーであえてこの曲を今歌ったメンバーの「4人はMr.childrenである」という当たり前だけれど、今まではどこか曖昧だった繋がりをハッキリと示したい、という思いを感じました。私はCHILDREN’S WORLDを聴きながら、コバタケが居ても、居なくても、それでも変わらず、でもどこか新しい「Mr.children」が、20年を経て4人のもとへ帰ってきたんだなあ、ということに感じ入っていました。
おまけに「チュッチューチュッチュチュルールー♪」とコーラスが入っているこの曲、あまりに古い曲すぎて観客がコーラスできない!w ここで珍しく桜井さん若干苦笑いしながら、「チュッチュ~って言って!」とファンに向かって勅令をお出しになるw 可愛らしいやりとり

4.運命
ここでもMC。メンバー紹介もここだったかな?今回のメンバー紹介はJENさん・・・
「ナゴヤーー!!ナゴヤーー!!」と何回も叫んだあとメンバー紹介。が、MCの6割何喋ってるのか分かんねえwww 自分の紹介の所では鼻にスティック突っ込みその後舐める。観客(主に女性)リアルにドン引きする声が上がる。鈴木よ・・・
メンバー紹介の後にはひさっしぶり!!のメンバーそれぞれMCをする。
JEN「BASS・・・BASS・・・ベーイス!”#$%&&(聴き取り不能)中川敬輔~!!」
中「・・・・こんばんは。今日は最後まで楽しんで行って下さい」
JEN「GUITAR~GUITAR~!・・・すごく寡黙です。・・・寡黙だよね?田原健一~!」
田「こんばんはー・・・寡黙かどうかなんか皆普段知らないんだから分からないじゃない。・・・今日は楽しんでいってください」
JEN「そして~VOCAL~誰よりも~音楽を愛する天才~~ヘンタイ桜井和寿~!!」
JEN DE GOGOがリアルに繰り広げられる・・・みんなの生暖かい視線が堪らない・・・さすが鋼の男JEN。しかし桜井さんはJENのMCポテンシャルに「俺なんかいくらマイク持って頑張ってもしょうがないって思っちゃうよ・・・」と何故かヘコむw みんな大好きMr.childrenの愛すべき愛されるべきちょっと恥ずべきドラマー鈴木英哉(桜井MC)

そして運命!前回のREFLECTIONでは演奏されなかったのでライブ初披露!
今回のツアーのリトルな見所、ステージと花道の境目に置かれた用途多様のBLACK BOX。運命では桜井さんがコレを腰掛けに使いポーズを取ってドライブアクション。ついでに自分を慰めるアクションももちろんバッチリやります。45歳まだまだオープンスケベ。
スクリーンには可愛らしい影絵調アニメーションと一緒に「CLAP!」の表示。観客もみんなノリノリで手拍子します。曲間にはちゃんと手拍子を煽る桜井さんとJENw

5.FIGHT CLUB
「運命の曲のようにポップで楽しいばかりじゃいられない、闘わなくちゃいけない時もある、そんな人たちに贈ります」とのMCで始まるFIGHT CLUB。相変わらずのライブ映えで、映像演出もないのにメンバーが生き生きと見える。REFLECTIONの中でも特にバンドサウンドを堪能できる曲。

6.斜陽
FIGHT CLUBからは打って変わって、ステージ演出が映えた曲。凸凹のあるステージセットはどういう思惑あってのものだろう?と思ってたんですが、斜陽に照らされるビル群が映し出されると「おお!」と思わず見入ってしまいました。樹々が伸びゆく映像と夕映えの色のライトに照らされるメンバー。重厚なサウンドが場の雰囲気をグッと締めてくれます。

7.I Can Make It
FIGHT CLUBからI Can Make ItまではREFLECTIONから変わりない曲順だけど、この三曲の畳み掛けは良い・・・今のMr.childrenのバンドとしての実力を堪能できる素晴らしいセトリ。
個人的にREFLECTIONから未完ツアーの中で一番演奏曲として好きだったのがI Can Make It。エッジの効いた田原さんのギターにユニゾンするナカケーのメロディアスな低音がたまらない。映像演出もかなり個人的にお気に入り。みにくいアヒルの子可愛いよね・・・
そして気になるのがモノクロの悲劇映画の数々。前回ツアーから映像も少し付け加えられてる部分があって、フィルムの数も増えていた。カサブランカだけは分かったんだけど後は分からないなあ・・・シェイクスピアもあったと思うんだけどどの演目かまでは分からなかった。なかなかに気になるのでこれを解析してくれるファンサイトなどはないだろうか・・・

8.忘れ得ぬ人
この曲も未完ツアーで初披露。花道に移動したメンバーが控えめなスポットライトに照らされるなか演奏。サポートメンバー・サニーさんによるピアノソロが素敵でした。相変わらず桜井さんにMCでも絶賛されるサニーさんですが、このソロ演出にもメンバーからの信頼を感じる。

9.and I love you~10.タガタメ
知らない曲ばっかりじゃん、という方の為に知ってる曲もやります、と桜井さん。合間MCではブッダの話しを交えて「愛とは想像力なんじゃないか」との言葉。
後に思ったのだが、この未完ツアーのセトリは非常~に男臭いセトリだったので、「ラブソングもちゃんとやってるから!」という中和作用があったのではないだろうか・・・しかしかなり久々のand I love you。桜井さんの喉の調子もバツグンで素晴らしくロマンチックでした。
タガタメとともに日清カップラーメンの懐かしきCMソングな訳だけど、それを思い起こすとやっぱりイメージに浮かぶのは「反戦」。タガタメの映像はモロだったが、あくまで「音楽」という枠の中で自分たちの主張をする、というどこか謙虚ともとれるMr.childrenの姿勢がみえる。あえて東京ドーム公演の8月15日を外して、けれどもセットリストにはタガタメを入れたことにもMr.childrenの在り方を感じる。ラストサビの絶唱は本当に感じ入るものがあった。

10.蜘蛛の糸
私が個人的に大好きな一曲。花道からステージに戻っての演奏。タガタメからの雰囲気からまた少し変わってMr.childrenの美しいラブソングを聴かせてくれる。薄墨の絵のように、白い水面に浮かんでは消える儚い蝶の映像が、観客の心象風景を掻き立てます。桜井さんが語るように「大人のラブソング」。忘れ得ぬ人は直球なのに、私は蜘蛛の糸のほうがラブソングらしく感じる。

11.REM
今回のREMは舞台演出が凝ってた!REFLECTIONの象徴の三角形のモニターが頭上から降りて来てモザイク混じりのリアルタイム映像と、フィクション映像が合わさって妖しい世界感に包まれる。ロックチューンなのにニシエヒガシエ、フェイクとは違って観客参加型ではないREMだけど、このツアーが終わったらもうお披露目されることもなくなるのかなあ。もったいない・・・みんな大好き黒ミスチルかと思いきや、意外と賛否両論あったらしい(呼人さんラジオで桜井さん発言)けど、こんなにカッコいいMr.childrenが見れるならライブスタンダードナンバーに入れて欲しいなあ。

12.WALTZ
私はこのツアーで一番楽しみにしてたのがWALTZ!ちゃんとセトリ入りしてくれてて良かった~。
REMからのWALTZの入りは鉄板だな~何度見てもめちゃめちゃかっこいい。曲の入りでJENのドラムに合わせてその場で2回転する桜井さんの身体能力が凄すぎる。REFLECTIONの当初の仮タイトルだったtranceは多分WALTZのイメージからきているんじゃなかろうか。桜井さんのこの曲に入れこむ姿はまさに忘我、というか鬼気迫るものがある。半透明のドレスとのワルツもどんどんこなれていってるのがスゴイw 未完WALTZも最高に格好良かった!

13.フェイク
REM、WALTZと続いてその後にフェイクを曲順に入れる神経がホントに分からないww REFLECTIONでもWALTZを歌いきった後は「桜井さんが死んじゃうんじゃ・・・」と思うくらい比重の重いシーンだったのに、なんと超人的なパフォーマンス。WALTZからのトランス感が抜けないままのフェイクは妖しさ満点。いや~凄かった。
今回の腰振りはバースタンドに向かってやってました。・・・みんなのお楽しみ場面なので、一応。

14.ALIVE
第3のセトリ入りビックリ曲。わたしの席の真ん前に動く歩道が用意されたため、目の前でエアーウォーキングが披露される。この歩いても歩いても前進していかないという演出はかなり好評だったらしいけど、間近で見ると正直面白いぞww 友人も私も、「前のツアーで長い動く歩道は予算的に用意できなかったって言ってたから、あの短さで妥協したのか・・・」と勝手に想像しておかしくてしょうがなかった。
でもかなり久々の演奏だったし、格好良かったのは本当。「さあ行こう」のサビからの希望を感じさせる展開はまるで今の世情を表すかのようでくるものがあった。

15.進化論
もうすっかり御馴染みになった進化論キリンくん。今回はツアーグッズにまでなっちゃって・・・FC会報で知ったんだけど、映像を作ったのは花の匂いのMVを手がけた方なのね。あれは本当に感動した・・・

16.終わりなき旅
これもセトリ入りしないと思っていた。足音があるからね・・・でもMr.childrenの新たな旅立ちを標す曲として、選ばれるのは当然なのよね。
POP SAURUS2012からどんどん観客との距離が近くなっていった終わりなき旅。今回も大合唱だったけど桜井さんがPOP〜インタビューで、「もともとは自分の思いを歌った曲だけど、歌っていくうちにだんだん曲の在り方も変わってきた。今はそれぞれの人生を映す様な、一人一人の曲であってほしいと思います」と語ったとおりの曲になったんだなあと思った。私もだいぶファン歴が長くなってきたけど、この場この時に聴いた終わりなき旅はいつもと違う特別だったと思う。

17.幻聴
終わりなき旅からの幻聴は泣けるなあ・・・本当に今のMr.childrenとリスナーとの関係性を示してくれたんだと勘違いさせてくれる曲順。後に続く足音でのMCがREFLECTIONツアーの「聴こえてるか、これが僕らの足音」からの「聴こえてるぞ、みんなの足音」に変わったことにもついつい感動してしまう。

18.足音〜Be Strong
アンコール前のラスト曲。やっぱり締めてくれるのは足音だなあ、と。Mr.childrenのどこが好きかと聞かれてなんて答えが一番しっくりくるかなあ、と別の時に考えてたことがあったんだけど、私的には、Mr.childrenの良さの真髄は音楽へのひたすら真摯な姿勢じゃないかと思う。音楽を真面目にやるなんてどのバンドもそりゃ当たり前だと思うけど、ここまでの規模に膨らんだ一個のプロジェクトでもあるバンドが、この姿勢を23年間貫き続けたことは類を見ないものだと思う。同時にこれは、プロデューサー小林武史の存在あってこその賜物なんだよなあ。コバタケ離脱は否定的な意味だけで捉えられるべきものじゃないということなんだな。

19.I wanna be there
今回のびっくり演出、携帯のフラッシュライトの光の海。最初、ファンが自発的に始めたものだと思って、いいのかなあ?とドキドキしながらもiPhoneのLEDを点けた。後々話題になってたけど盗撮の問題とかもあったみたいだから、一概に良かったとは言えないようだけど、こういう時こそファンのマナー意識が試されるのでは・・・しかし綺麗だった!私はミスチルはサイリウム代さえもファンに負担させないんだ!と感心したけどなw エコ意識からきてるのか?
停電の時のロウソクの灯りのように、最小限の照明とファンのライトの中で演奏されるI wanna be thereは心がほっこりした。みんな携帯の充電には気を遣ったけど。

20.overture〜21.蘇生
節目節目に歌われる曲だけど、「何度でも 何度でも 僕らは生まれ変わっていける」の歌詞にはやっぱり「これからのMr.children」を意識させられる。REFLECTIONで終わらない、というメッセージに純粋に嬉しくなる。良かった、Mr.childrenはビートルズじゃないんだな、ストーンズなんだな、みたいなw 最後の肩組みも真似してるしな!w

22.fantasy
アンコール2。「当たり前の世界も見方を変えればいつもと違ったものに変わる」というMCの後にfantasy。このメッセージは一貫して桜井さんが言ってきたことだけど、それを音楽で体現するというMr.childrenがMr.childrenたりえる曲・・・だと私は思ったりする。

23.Tomorrow never knows
まさに畳み掛け。トゥモネバを歌うんなら次の曲も分かっちゃうようなもんだけど、嬉しい。
定番曲だけど、歌われる意味合いは毎回違ってくる。押さえ曲じゃない、今一度かぎりだといつもいつも感じるような存在になったなあ・・・とこれも終わりなき旅と同様、時代とともに変化していった曲だなと感じる。

24.Innocent World
Tomorrow never knowsからはやっぱりイノセントワールド。「いいだろう?名古屋!」と桜井さんも歌う。大合唱になり、本当に楽しそうな会場の一体感に私もすごく幸せだった。

25.Starting Over
某バケモノ映画のイメージがついちゃった曲だが、本来は一番ストレートにMr.childrenの再スタートを歌った曲なのだ・・・初出しの映像はバケモノに乗っかっちゃってたけどな!
REFLECTIONラスト、さいたまスーパーアリーナで歌った時の緊張感溢れる歌い方から変わり、Mr.childrenだけの曲だったものが、聴き手に譲り渡されていったように、メンバーは会場の雰囲気を感じながら演奏しているように見えた。素晴らしいラストだった。


そんなこんなで名古屋公演は3時間半のスーパー長丁場。ファンのために、をたくさん感じた楽しいみかん祭でした。


という感じで、書いてたら時間が経ち過ぎててライブの感想というよりREFLECTIONアルバムの感想文になってしまった・・・我ながら長過ぎて引くぜ・・・
zepp2マンツアーの当落発表があった日に、REFLECTIONのディスク発売の告知もされたし、2マンに落選した私は12月16日を楽しみにして生きるしかない・・・早く見たいよう!!




Mr.childrenライブツアーREFLECTION

最高でした・・・ミスチルファンならもう過去最高、としか言えないでしょう!ファザマザとしてももう感動しすぎて涙・・・

実際見に行ったのは愛知2日目ガイシホール公演でしたが、実際の音ももちろんもちろん良かった!んだけど、さいたまスーパーアリーナでの最終日公演はもう、言葉にできない感動・・・最高としか言えない。今まであんなに愛の溢れるMr.childrenを見たことがあったでしょうか?(号泣)


忘れないうちに感想を!


Fantasy
この曲が一曲目でほんとうに良かった・・・「隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう」から始まる明るいのにほの暗さを感じさせる歌詞に、サビへのジェットコースターのようなファンタジーの世界への疾走、爆発に。Mr.childrenの実力どんなもんだい!とばかりの出来上がりにもう感嘆の息が漏れます・・・

ロックンロールは生きている
Mr.childrenはロックバンドなんだ!!もうそう思わせてくれる気合。もう殺気!鬼気迫る桜井さんのヴォーカルがすごいですね。何度となくライブで聴いてますが、一番の演奏でした。最後のギタークラッシュ(エアー)の動きに普段とのギャップにびっくりした人も多いんじゃなかろーかw

開幕MCはまさかのJENくんwww「さいたまーーーー!!いくぞーーーー!準備はいいかーーーー!!」叫びまくるがいかんせん声が通らないwww爆笑のなかカウントを始めるJENくんww あなたがMr.childrenのリーダーで本当に良かったと思いましたw
ちなみに本日の鉄板ネタは「会いたかったよーーーーーー!!」w 本人も例のCM見まくって笑っちゃったんだろうなw

旅人
人気投票上位曲!アップテンポのメロディに過去に無い程のエッジの効いた演奏。ここでもミスチルどんなもんだいwっぷり。まあ盛り上がる盛り上がる!!

fanfare
わたしはもうこの曲の演奏が終わった瞬間ライブももう終わったんじゃないか?と思ったくらいの大爆発っぷり。F&M的見所はイントロで「行くぞーーーー!!」と叫んで桜井さん、タオルを振り回し観客へフライ!!まさかの行動にライビュの会場でも悲鳴があがりましたw ピック投げをガイシでやった時も阿鼻叫喚が起こったのにw 今までじゃまずあり得ないです・・・そして桜井さんがナカケーにアイコンタクト、笑顔で返すナカケーに「どうぞ!」とナカケーハイライトを作った場面、そしてギター田原さんの肩を!肩を組んだ!!・・・こんな光景今までありましたか・・・?ありませんでした。あり得ませんでした・・・(号泣) 対する紳士田原の塩対応も見所であるw
間奏の時「気持ちいい・・・」と呟く桜井氏w 2回も言ったせいで変態チックにしか聞こえませんでしたw
メンバーの最上級の笑顔に会場のボルテージも上がる!上がる!とにかくメンバーの楽しそうな姿が本当に嬉しかった。

口笛
花道先端までメンバー全員で移動。人力の素晴らしさと動く歩道を設置しようと提案したも却下されたこと、自分たちもそろそろ歳だから・・・(愛知)自分たちももうベテランだから走り回らなくてもいいんじゃないかと桜井さん。サポメンのキーボーディストSUNNYくんへの惜しみない賛辞はどのメンバー紹介よりも長いw 流石天才SUNNY!w
MCでのお決まり文句「たまたまMr.childrenのライブに連れられて来た人も分かる曲を歌います」そして「Mr.childrenばかり聴く彼氏に「一回(ライブ)行ったら絶対ハマるから!と連れてこられた彼女というカップルの背中を押します!」とリアリティのありすぎるシチュエーションに堂々発言。
さいたま最終公演では「空気を感じて・・・!(小声)」と「大切な人たちの声を残したい」との桜井さんの誘導により野鳥の会さんの集計はツアー初(?)の観客での大合唱にw
さすがさいたまスーパーアリーナ迫力が半端なかったw 2番からは桜井さんは花道にちょこんと腰掛けて歌ってくれました

FIGHT CLUB、斜陽、I can make it、Melody
REFLECTIONからの立て続けの新曲ラインナップ。メンバー間の緊張感と信頼を感じる演奏はもうほんと感涙ものです(泣) 楽器組のアイコンタクト、メンバー四人揃って向き合っての演奏姿なんてもうこの光景は夢ですか?といいたくなるぐらいの感動です。重ねて言いますが今までじゃありえなかった。3曲ともバンドサウンドを心ゆくまで堪能させてくれる素晴らしい曲です。REFLECTIONのアルバムの完成度の高さとその自信がうかがえる。

HANABI
今回の「Mr.childrenの楽しい金魚飼育講座」のMCにより恐らくファンの間でこれから「金魚ソング」と呼ばれつづけるであろう不憫なHANABIw

口がすべって
TV好きおじさん桜井さんの偏見に満ちたTV視聴の様子を聴くことができますw さっきからMCの内容がどうでもよすぎるww しかも全公演で、そんでもって全国生中継でもこれを喋ってると思うとww 明日のライブドアニュースで面白可笑しく「ミスチル桜井TVの現状に苦言を呈す」などとくだらないタイトルで記事をかかれてしまうのが安易に想像できる・・・ww

蜘蛛の糸
わたしはこの曲はMr.children史上一番美しい曲だと思います。激しいナンバーの続く中、雰囲気を一変させてしまうこのスローテンポな曲の凄さを感じます。ただひたすら美しい。

REM
さいたまは桜井さん気魄のシャウトから始まりました。この曲もこれからのライブスタンダードナンバーに入るかは灰汁の強さで疑問に思う所だが、やはり「強い」曲である。最っ高です!

WALTZ
REMから続くこの曲。あまりの勢いに桜井さんが死んでしまうんじゃないかと不安になるほど。
妖しい映像に、桜井さんのステップ。半透明のドレスとのワルツは息を飲む程美しく、アップテンポの三拍子が心地いい。ひたすら抉る様な歌詞の中、ステージを縦横無尽に舞ってみせる桜井さんに釘付けになりました。素晴らしい、本当に素晴らしい。


進化論
染み入る歌詞に、小林イズムを感じさせる映像とナレーション。世間的なMr.childrenのイメージに近い曲といえるのじゃないだろうか?でも「前にも聴いたことある感じ」ではなく、Mr.childrenのキャリアを感じさせる繊細で計算し尽くされたメロディライン。素直に良い曲だ、と言いたくなる。

足音
Mr.childrenの本当の始まりを飾った曲。最初聴いた時は「ああここまでストレートにいっちゃうのか」と少し落胆したのも事実。けれど、ライブのパフォーマンスを見る度その考えが覆される。この曲の歌詞にどれほどの意味があるのか、なぜ今Mr.childrenがこの曲を世に出したのか。そこまで考えるとF&Mとしては納得がいくはず。そして何度聴いても涙が出る。

幻聴
未完と双璧を成すREFLECTIONの傑作。歌詞の中の優しさにメンバーからファンへファンからメンバーへの「Split the difference」を本当の意味で感じられる。優しい、ひたすら優しい響きに胸が熱くなる。

~アンコール~
Everything~It’s you~
アンコール一曲目を飾るにふさわしい曲。15年前に歌われた時とは違う、これまでのMr.childrenの歩みを感じ聴き入ると感慨深い。

エソラ
メンバー最っ高の笑顔です!!アイコンタクトをし微笑みあう田原さんと桜井さん、「ナカケー!」と叫ぶ声にベーシストへの心からの信頼を感じ涙が出てくる。
桜井さんのステップも絶好調。会場の盛り上がりも最高潮。・・・かと思いきやいやまだまだでした!

Marshmallow days
エソラからのまさかのマシュマロ。盛り上がりはもう臨界点突破してますなw
桜井和寿渾身のパフォーマンス。股間から握りこぶしが中心に向かって突き上がります。そういう曲だったんですねハイw そして「you’re beautiful」狙い撃ちレーザービーム。悲鳴があがりますw
今日はイジリーリスペクトを(個人的に)感じるぺろペロリ攻撃までww なぜこの歳になるまでそのファンサービス魂をとっておいたんですか!!!(泣) 45歳、もうオープンスケベを隠したりはしないw

Starting over
ツアー最終日にのみ演奏されました。
未完まで余力を残すつもりがないのか?と思わせる程の絶唱。完全燃焼。
「何かが終わり また何かが始まるんだ」そうきっと。その歌詞に「REFLECTIONは遺作である」との発言に不安を感じていたファンみんなが励まされました。

未完
すべてはここに集約されるのではなかろうか?これまでのMr.childrenもこれからのMr.childrenも。
10年、15年分の力を使って歌いきったと堂々と言えるであろう素晴らしい歌声だった。
そして楽器隊、バンドとしての4人。全員が、全員が全てを出し切ったと言っていいだろう。
本当に素晴らしかった。それ以外の言葉が無い。

曲演奏が終わり、足音が流れるなかファンに手を振る四人。珍しく、ほんっとうに珍しくジャケットを脱ぎ真剣な眼差しのまま頭を下げる田原さん、今まではほとんど見せることのなかった最高の笑顔を見せるナカケー、エア熱唱を全国生中継でやってのける鋼の男JEN、そして全て出し切ったことが表情に清々しく現れた桜井さん。
メンバー4人が肩を組み最高の笑顔を見せた。もう涙が拭っても拭っても止まらない。ああやっとMr.childrenが彼らのもとに戻ってきたんだな、やっと始められるんだな、そんなことを思いました。

絶好調のステップと走りを見せ、そして全てを振り絞るように全曲を歌いきった桜井さん。
音の追求者としての貫禄を見せつけ、なおかつ今までにない大胆な自分を見せるプレイをしてくれ、そんでもっていつもの120点の田原スマイルでバンドへの深い愛情を示してくれた田原さん。
そして今回の公演で一番かっこ良かった、もしかしてそう言ってしまうかも、言ってしまいたくなるような素晴らしい「Mr.childrenのベーシスト」としてのプレイを最高の笑顔で見せてくれたナカケー。平常運転ながらやっぱりどっしり君がいてくれないと困るよ、なんて思わせてくれるJEN。
全員がバンドとしてMr.childrenとしての共通意識を持ち、それを最上の形で見せてくれた本公演は、Mr.childrenのパフォーマンス史上最高といって間違いない。
ありがとう、の言葉にありがとう、Mr.childrenでいてくれてありがとう。と返すようなファンとの交流。なにもかも幸せに満ちた時間でした。

それを除いても、客観的に見たライブパフォーマンス、セットリストともに日本の音楽シーンのトップをいくバンドの名に恥じない素晴らしいものだった。
できることならいまからMr.childrenのファンがやり直せれたらなあ、などと思う程、今のMr.childrenは素晴らしい。
ぜひ、この機会にMr.childrenに興味のない方にもREFLECTIONを聴いてもらいたい。絶対後悔はさせないから!!ww

そして私はこの記事の中でいったい何回「素晴らしい」を使っただろうかw


SONGSの清志郎特集を見た。

民生が参加していることもあって、渋谷公会堂のトリュビュートライブは前から行きたいなあ、と思ってたけど、今回のSONGSは過去の清志郎映像とそのトリュビュートライブ参加ミュージシャンのインタビューを交えた番組でした。

わたしが清志郎を知ったのはいつだったかなあ?と思い返すとヒロトの清志郎への弔辞じゃないか?と思ったのだが、おそらくそれより前にカンペイランの時に知ったのじゃないかと思われる。
ヒロトの弔辞は今見返しても胸がつまる。わたしのiPodには数曲RCサクセションの曲が入ってるが、今回きちんと清志郎のライブパフォーマンスを見て、いかにヒロトがマーシーが清志郎やCHABOをリスペクトしていたか分かりすぎる程分かった。
もしわたしがあと20年、10年早く産まれていたらクロマニヨンズを追っかけているように、清志郎を追っかけていただろうなあと思った。
Charやトータスや民生、トリュビュートライブ参加メンバーの音楽も清志郎への愛やリスペクトがあるということを今更ながら知る事ができた。
日本語ロックの創始者といわれると私はついついはっぴいえんどを挙げてしまうが、やっぱり清志郎なんだなあ、と。未だに英語でしかロックは唄えないと言う人もいるしそれも納得ではあるんだけど、その「ロックンロール」をあえて日本語でやっちゃったというのがたまんなくカッコいい。ロックミュージシャンだけでなく全ての後の日本のミュージシャンに「ああ、日本語ロックってこうやるんだ」ということを教えてくれたのだと思うと清志郎の音楽の偉大さが分かる。
清志郎の音楽はロックだけれども、R&B、フォーク、ポップと全ての音楽への愛を感じる。偉大なミュージシャン全てに言えることだけどひとつひとつの音や言葉に脈々と流れる音楽の歴史への敬意を感じられることが、ロックファンの快感を呼び起こすのではなかろうか。
番組中にあったロックってのはユーモアがないと駄目、という所には、今現在清志郎を知らない人にも大手企業のCM曲として広く愛されていることの一つの要因じゃないかと思う。
ポップのようであり、耳障りのいいような可愛い曲と歌詞かと思いきや、通して聞いてみたらどぎつい下ネタや鋭い風刺を含んでたりする。その毒の部分をまっすぐ伝えながら半分冗談に聞かせてしまうのがロックンロール。清志郎はそのロックの真髄をいつだって日本のミュージシャンの先頭をきって唄っていてくれたんだなあ、としみじみと感じた。

最後に余談だが、清志郎特集を見てわたしはやっぱりどこまでいってもロックンロールが好きだし、ロックンロールを唄う人が好きだなあ、最高だなあ、と思ったわけだけど、ロック以外の音楽だってすごいんだぜ〜!って改めて見せつけてくれたのが先日のMr.childrenのライブREFLECTIONだったのです・・・この感想も書きたい!!出来ればアルバム発売前の「デビュー前の若手バンドどさ回り営業ツアー」である現在の公演をみんなに聴きに行ってほしいんだけど、チケットがとれないので次の未完ツアーには行ける方は是非行ってニューミスチルを聴いていただきたい・・・





ストーンズの来日公演からはや2ヶ月、
昨日ポールの再来日公演の初日が急遽延期になってなんとなくストーンズの公演を思い出した。

変な話、ミックの恋人の自殺がもう少し早かったら、日本公演も中止されてたんだろうなあと。
ポールの公演延期日のチケットについてはもちろん払い戻しがあったみたいだけど、行けなくなった人、交通費が無駄になった人大打撃うけた人は多かったろうに・・・ううむ


ストーンズの感想は忘れないうちに書いておこう、とずっと思っていたのに結局忘れたころに書いている。
おそらく公演の2週間後ぐらいに書いたメモが残っていたのを見ると、このころも大分いろいろと忘れてるなww
覚えているのが、しょっぱなのジャンピンジャックフラッシュに驚いたこと、イッツオンリーロックンロールが生で聴けて嬉しかったこと、新曲ドゥームアンドグルームが最高にかっこよかったこと、布袋寅泰が遠慮がちに出て来たこと、ホンキートンクウィメンの映像が卑猥だったこと、クルクル元気にまわっていたハイドパークの時からの、キースのあまりのヨレヨレな変貌ぶりに本気で大丈夫かと思ったこと、けど歌のほうは全く変わりなかったこと、対してロニーのパフォーマンスのアクティブさにメロメロだったこと、ミスユーはやっぱり超人気だったこと、ミックの爺さんとは思えない身体と衣装替えの多さと、スタートミーアップで一本指あげて「イ・ク・ぜ」したことが最高に気持ちよかったことと、ギミーシェルターのリサ・フィッシャー(後で検索してフルネームを知った)のコーラスがとにかくよかったこと。キースの顎を撫でてロニーをオイタは駄目よ、と小突くのができるのはこの人しかいないだろう、圧巻、そしてペイントイットブラックのイントロがしびれるくらい良かったこと、最後はブラウンシュガーでハイドパークと同じ終わりだったが恥ずかしくて「ブラウンシュガー!」などとはコールできないこと、アンコールのサティスファクションでの最後のミックの大爆発にストーンズの底力を見た、かっこよかった

と、いうこと!ほんとはポールの来日公演なみに書きたい事があったのにもうほとんど覚えていない。
チャーリーが全く喋らないスタイルを貫いていることに「彼に発言権はないよ」というミックとキースの発言を思い出して笑いそうになった。衣装替えがなかったのもチャーリーだけじゃないか?
最近はロンのパフォーマンスのほうがアクティブなんだ、とインタビューで読んでいたけどロニーは輝いていた。キースがあんまりに動かないもんだから!

オールドファンに20年前の公演と今のストーンズは死にかけだというような談義をしてて、まあそりゃそうだとなったが、私にとっては最高の思い出になりました。
願わくばこれが最後の来日になりますように・・・イヤ、ポールのように半年で再来日ということになるのが嫌なだけなんだがまたいつかストーンズのライブがみれますように!


_____________________________


Jumpin’ Jack Flash
You Got Me Rocking
It’s Only Rock ‘N’ Roll (But I Like It)
Tumbling Dice
Ruby Tuesday
Doom And Gloom
Respectable (Fan vote – with Tomoyasu Hotei)
Honky Tonk Women
Band Introductions
Slipping Away (with Keith on lead vocals and Mick Taylor joining on guitar)
Before They Make Me Run (with Keith on lead vocals)
Midnight Rambler (with Mick Taylor)
Miss You
Paint It Black
Gimme Shelter
Start Me Up
Sympathy For The Devil
Brown Sugar

ENCORE
You Can’t Always Get What You Want
(I Can’t Get No) Satisfaction (with Mick Taylor)


ローリング・ストーンズ日本公演「14 ON FIRE ジャパンツアー」
3月6日の最終日に行ってきました。
GC席は高額すぎて取れませんでしたが幸運にもアリーナ席が取れ、それもステージど真ん中が見える通路側!という良席でした。

ポールのときのモヤモヤがあったので、アリーナなら今度こそノリノリの客ばかりだ!と楽しみにしていたんですが、客層は中年男性が殆どで、ストーンズの舌マークの知名度からすれば若年層の人気もかなりあるんじゃないかと思ってたんですけど・・・ともすれば、なかなかアクティブにノリまくってる人は少ない。
やっぱり本当の前席取らないとあのお祭り騒ぎには入れないんですねー。
同行者の友人なんかは、前の席の人の振りが大きくて見にくくて嫌だった、と終わった後は終始不満顔だったんですが、楽しみ方って線引きが難しいですね
マナーを守って参加するのは当然だけど、自由に腕振って歓声あげてジャンプもすれば踊りもするっていう個人個人のやりたいようにやるってのがいいと思うんですが!
ただ指定席になると、オールスタンディングとは違って自由に動けないしある程度動きも控えめに、というのはしょうがないけど、そうなるとあのライブハウスでの楽しさってのは唯一無二なもんだな、と思います。ばか騒ぎしたいからくるっていうのも別に悪いことではないけど、わたしのスタンスとしては、ライブハウスにしてもドーム公演にしても、ただばか騒ぎしに行っているというより、楽しみに行ってるっていうのが一番しっくりくる感じ。

前置きは長くなったが、ストーンズ8年ぶりの来日公演、それも最後の日本公演になるか?とも噂されて、盛り上がりました。
私にとっては、初ストーンズライブでした。

ロックンロールの歴史に残るモンスターバンド。ビートルズかストーンズか?という争いもむかーしにあったように、ロックの重鎮でありロックやるならストーンズ知らなきゃ、というくらいメジャー中のメジャー。いうなればビートルズとストーンズのファンだという私はベタベタな女だということです。
片や音楽の教科書に載り、五輪のゲストとして歌うビートルズ、片やセックスシンボルを掲げ放送禁止用語で歌うストーンズ。
ロックって偉大ですねえ。

もう伝説のロックスターもみんな高齢ですから。チャック・ベリーが現役ってことにびっくりした。演奏技術が全盛期よりも落ちていると言われても、それよりもその伝説を一度でもいいから生で聴く、ということの方が私にとっては重要ですね。全盛期の時のライブに行けないのはしょうがない。時代が違ったんだから。
リトル・リチャードが80歳にして、「もうやりきったよ。この業界ではね。今はもう何もしたくないんだ」と引退宣言をしましたが、さて、ストーンズは死ぬまでロックをやり続けるのか?
「転がりつづけるバカがいるかぎり ロックンロールはおわらない」
私、この言葉大好きです。


__以上、公演直後に書いたメモ。なかなか恥ずかしくキメている。興奮してたんだねえ・・・

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