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ぬるヲタ 好きなものについてつらつら無駄話をします。 イラスト更新は少なめ
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サマソニの楽しかった記録だけ。Twitterは消えちゃうので
いいこと悪いこと書き始めると終わりがないかんね!
Worlds end元ネタ説は自分でRTしたにもかかわらず、聴き直してみると?すぎる。ソースが謎だし、く◯ごはんの話だし

Worlds end → NOT FOUND → 光の射す方へ → Tomorrow never knows → GIFT →彩り → ポケットカスタネット → REM → ニシエヒガシエ → フェイク → 終わりなき旅 → HERO → fanfare →innocent world


少し関係ないところから書くと、登場時、まず桜井氏とナカケーの髪型にびっくりした。
私の近くからは「かわいい〜!」という声がちらほら聞こえて来たけど、どう見てもお猿さんだったので暫く笑いながら聴いてしまった。
鈴木の頭は相変わらず。田原さんは最初から最後まで長袖姿。鈴木の頭は中盤を越すと謎の引力が働いてるかのように、後ろ髪が浮上しつづけてたのが (私の) 注目の的だった。


Worlds endで始まった時は、ある意味予想外で、おおう、って感じだった。リスペクト説が正しいのならまあ正当な理由があったということになるのね・・・ 当初はポップザウルスツアーみたいだなと思っていた。

NOT FOUNDは、最近安売りしすぎじゃねえか!?と正直な所思ってしまったw これまでそんなに定番曲じゃなかったような・・・? 調べてみたらやはり、Qツアー以来は演奏してなかった。
SENSEツアーの時の衝撃が強すぎて、それ以降の引き語りチック&体育会系の404にはオイ、またか!?と反応してしまうようになっているのが悲しい
けど、今回選ばれたのは理由があるんだろうか?そこまでメジャー曲ではないし13年前の曲だもんなあ。ちょっと前まではwikiとかでも「この曲を作るためにバンドをやってきた気がする」っていう桜井氏の発言があったけど、今は「メディアが最高傑作だと持ち上げた」っていう経緯があったっていう表記があるから、実際のところどうなんだろう?ただ Split The Differenceでオープニング曲に選ばれてるとこから見るとやっぱり思い入れが強い曲なんだろう。
しかしダーツ曲だ!

光の射す方へは、レア!と、いっていいだろう・・・これは嬉しかった!
ただこれの歌詞は「デキレースでもって勝敗がついたって拍手を送るべきウィナーは存在しない」・・・これ、どこに対する喧嘩売り、いや謙遜なのだろうか。
そもそもap bank fesを止めてまでサマソニに出演した経緯とは一体。営利か、ファン開拓か、apの経営不振か、この辺のクソの役にも立たないよもやまがネットにも私の頭の中にも氾濫してますがね・・・ただのサプライズ、で結論終わりにしちゃうとおめでた過ぎるかな!
実際フェスの観客は確実にミスチル参加で大幅増員されて、ファンはホントに楽しんでいた。そして他のサマソニ常連&参加者はあまりの混雑ぶりに混乱、スマパンファンは大迷惑。
どこを天秤にかけて、コリャいける!と思ったのか。終わってみると結局は少数より大多数の一般の意見の方が残って「参加してよかった!」になったのだが、そこのとこの計算はすごいなあ。
しかし私は来年のサマソニ参加は「去年はよお・・・」という声が聞きたくないので、進んで行こうとは思わない。ちなみに今年の一番面白かった立ち聞き話は「(ステージの移動中大混雑の中)大阪ってこんな人酷くないよな?」→「ないない、これサマソニじゃないって」→「桜井のせいでよぉ・・・(舌打ち)」
・・・桜井和寿個人かよ!!という的外れなツッコミが頭のなかでグルグルしてちょっと笑いが堪えられなくて辛かった。
的確な批判の仕方としては、小林のせいでよぉ・・・がいいと思います。ネガティブ行動は、全部コバタケのせいにすると納得できる不条理。

トゥモネバは押さえ曲だし、一番メジャー所なので、セトリ入りは当然な気もするのだが、ここら辺から心中は「日和ってんじゃないよぉ!」となっていた。
東京はトゥモネバ、HEROがなく、名もなき詩がOPで入ったため、東京だけで見ると今回はロックらしいセトリと言えるんだろう。
とりわけ歓声が大きかったのは、光の射す方へ、トゥモネバ、GIFT、ニシエヒガシエ、終わりなき旅、fanfare、innocent world(コレはトリだし観客もくるのが分かってたのもあるが)。REMは初披露だったのにそこまで反応が大きいわけではなかったな。むしろファザマザファンならここだけを目当てに!っていう人も居たんじゃないかと思ってたんだけど。

GIFT前にMCが入った。さすがにフェスなので短めではあったけど「僕らの曲を聴きに来てくれた人、僕らの曲を聴いたことがない、むしろ興味がないっていう人、今日初めて聴きにきてくれた人、いろんな人に届くように歌いたい」間違い部分もあるかと思うけど大体はこんなことを喋り、そこからのGIFT。
ここは気合いの入りどころだったし、よかったなあ、とは思ったもののこれまた最近よくセトリに入る定番曲なので、ここからの彩りは正直うーんと笑いながら聴いてたなあ。このままこのいつものセトリパターンで終わるんじゃないかと思い始めた。

ポケットカスタネットはこれがまさかサマソニセトリ入りするとは思わなかったので驚きはしたものの、これはやっぱり桜井さんのお気に入り曲なんだろう。最近のライブまででもちょいちょい入ってたから。
ただ、HOMEはアットホームアルバムだけどフェイクが入っているせいで、曲の繋ぎのとこから少し暗めの終わりに繋げれるようにした曲がある。なのでポケットカスタネットがきた所で、「あコレでロックナンバー入るな」とは気付いた。

そしてREM。イントロ始まったところでもっと歓声あがってもいい気がしたんだけど・・・
REMはかなりエフェクト多用してるから、やっぱりライブ、しかも野外だから、生演奏とCD音源の違いは結構あった。ドーム、アリーナ公演になってくるとまた違ったアレンジになるだろうけど、もうちょっとギター、ベースはガンガンあったほうがよかったなぁ。そうじゃないとエフェクト補正分が少ないぶんそっちの比重が重くなるから、大分CD音源と違うように聴こえちゃうんだ。
初披露だけあって、振りがなかなかやりにくそうだった。これはそのうち固定されてくから問題ないけど、聴いてみて思ったのが、REMはあのアップチューンなのに乗りにくい曲だ。マシンガンに似てる感じかな?ニシエヒガシエ、フェイクが上げ曲になっているのをみると、ある程度の安定したリズムじゃないと乗りにくいんだろうな。REMが定番曲として残ってくかは謎だな・・・
因みに原キーだったと思う。最後の一番の高音になるサビシャウトは下で歌っていた。

ただ、REM以降はロックナンバーくる!っていうのが分かってたからワクワク!
ニシエヒガシエ来たときは他の観客も凄い盛り上がりだった。みんな振りも慣れたもんだし、fanfare、ラストを除いたら一番盛り上がったかもしれない。
ここは田原さんのソロがすばらしかった。かっこよかったなあ。演奏ヘタヘタ言われるメンバーの中でも田原さんは未だに努力の人だから、こういう時にはさすがだなぁとホントに思う。
ただ満員電車状態で両手を上げるのはなかなか難しいので、熱心なファンのみ振り通してました。
しかし、この時の様子を思い出すと、コアファン率は以外と高くなかったのじゃないかと思った。ほとんどがミスチルだけを目当てに来ているとしたらその1時間半のために1万3千円払っているわけだから、かなりの酔狂ばっかりが来ているとばかり思ってたんだが・・・でも周りの様子もずっと見ていたけど、テキトーに聴いてる人も結構見えたから、それで1万3千円払うそっちのがよっぽど酔狂な気がする。
スマパンからの態度のアレから見るに、どうせ高い金払ってるんだから他のアーティストも楽しんでかないと損じゃないか?という考えは少数派だということが分かった。けどそれでお金をポンと出せるとこが凄い。

ニシエヒガシエが田原さんなら、フェイクはナカケー!
フェイクも場の流れがガラッと変えれるから、わりと頻繁に使われるし何回か聴いてはいたけど、この時のナカケーはかっこよかった。
ただ、その後のメンバーが一人一人ぬかれて、アップ→フェードの流れで、鈴木だけ10回くらいアップフェードの繰り返しが続いて、フェイクは鈴木ナイトに変わっていた。これには笑わざるをえないww ホントに狙ってるんじゃないかと思うぐらいの演出だったw

そして終わりなき旅。
ここに入るまでに間があったのだけど、「何がくるんだ?」と観客が注目してるところに、曲のイントロ始まる前、数秒の間コバタケのどうしようもないドヤ顔が映り続けたのが、失笑を誘う。
ただ終わりなき旅はどのライブのどんなところでも、引き締めてくれるのがすごいね。

HERO。大阪限定の曲。
曲入る前、桜井さんが拳を上げて気合い入れる仕草が見えた。
でもよくよく考えると終わりなき旅のあとにHEROもってくるとは。

fanfare。最近のライブでは一番盛り上がる曲じゃなかろうか。・・・しかし私個人的にはそんなに思い入れのある曲ではなかったりする。この時の観客の盛り上がりに見せたナカケーの笑顔はよかったなー
ただfanfare演奏中にもみんな時計も確認して、そろそろ終わりだからくるぞ・・・とinnocent world待ちではあった。

innocent world。これはこの曲じゃないと締められないだろうな〜と思っていたので納得。
田原さん、innocent worldでいい笑顔だったなあ。
OCEANエリア全体を埋める観客全員での合唱はよかった。


・・・そんな感じでw 以上!
書き始めるといいこと悪いことどうでもいいことまでみっちり書いてしまった。キモオタの垂れ流しww

サマソニ楽しかったです。



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→ 舞台 銀河英雄伝説 第四章 後篇 激突 感想記事


舞台 銀河英雄伝説 「初陣 もうひとつの敵」 観に行ってきました。
以下感想です。


公演日8月6日、千秋楽でした。
ちなみに私の座席は、最前列ど真ん中・・・というもの凄い席。
日本青年館の席は低くて常時舞台上を見上げる状態で、映像は近すぎて見にくかったんですが、もうそんなことが気にならないくらい俳優さんが近い!表情がもの凄くよく見える!舞台前方に役者さんが出てくると、座席からの距離約1メートル・・・もの凄くいい場所で観劇できました。

千秋楽、上演後はスタンディングオベーションで拍手がいつまでも鳴り止みませんでした。
初陣、本当によかったです。過去の舞台の中で一番、楽しんで見れました。
ラインハルト役で輝く星〜からの3回目の出演になる間宮君は、銀英伝どころか舞台の主演は初だったそうで・・・若干20歳、リアルラインハルトの年齢ですが、素晴らしい大・熱演でした!

過去3回、撃墜王から内乱までの3部作は、Kis-My-Ft2の二人が出演しまして、いろいろと物議を醸しました。
私も全て観劇しましたが、撃墜王から内乱にいたるまで、徐々に質は向上していったものの、やっぱりどこか腑に落ちない点が多々あり、次こそは、次こそは面白いはず・・・!と願いつつ劇場に足を運んでました。

そしてやっと今回、ほんとにああ行ってよかったな!面白かった!と思えました。
大体、「役者が噛む事を気にしながら見る」ということ事態、普通の舞台じゃありえない。
それに、銀英伝舞台の演出にはもう殆ど必ずといっていい程登場するヨリコジュン氏。彼が演出脚本に関わると必ず碌なことになりませんでした。
内乱から脚本演出からは外れ、ステージプロデューサーや脚色として関わってましたが、今回初陣の演出はオーベルシュタイン編の演出をされた大岩美智子さんでした。オーベルシュタイン編の時の観劇後の感想も「今回が一番おもしろかった!」となりましたし、この方は本当に自然で、演者の邪魔をしない演出をされるので、ぜひ次回以降も関わってほしいな〜、と願っております。

それに、少し愚痴を言いますと、次回の第四章激突前夜の演出にヨリコジュンの名前があるんですね。脚本は初陣の脚本を書かれた川光さんなんですが・・・うーん不安だ・・・

長くなりましたが、舞台本編の感想です。
今回の脚本は、外伝白銀の谷、黄金の翼、星を砕く者がベースになっています。アスターテ会戦の様子も冒頭と終盤に出てきます。アスターテ→第5次イゼルローン→カプチェランカ→イゼルローン→アスターテの流れでした。これらに加えて今回はオリジナル要素も多かったです。

開幕はアスターテでのラインハルト、キルヒアイス両名の登場です。
キルヒアイス橋本淳君、初登場。
菩薩のような笑みを絶やさず、穏やかな口調で喋る赤毛ののっぽさん・・・素晴らしい!崎本くんに続く正統派キルヒアイスの誕生!キルヒアイスファンはどれだけ待ちわびたことだろうか・・・
ラインハルト、間宮くん。凛々しくて眩しいぐらいでした。間近で見たため余計に・・・若さ溢れるとはああいうことを言うんですね・・・
同盟派である私はヤンに対するラインハルトの魅力というのが、いまいち分からなかったのですが、あの舞台に駆け上がっていくカモシカのようなw機敏な動き、「ファイエル!!」と叫ぶ雄々しさ、若さ弾けるラインハルトの魅力にもう、大興奮でした・・・
そして、ラインハルトとキルヒアイスの掛け合い。
間宮君は回を重ねるごとに、どんどんラインハルトにハマってきて、今回のラインハルトも円熟したものでしたが、橋本キルヒアイスとの掛け合いは絶妙でした。ラインハルトがキルヒアイスに語りかける時、目がキラキラしてるんです・・・キルヒアイスはその様子を半歩後ろで微笑みを絶やさず聴いている・・・これぞ、ラインハルトとキルヒアイスですよ!この距離感がすばらしかった!同盟派の私ですがあの眩しさにはやられました・・・

アスターテで二人が過去を思い、語り合うシーン。舞台を見ている人にはおなじみ、ラインハルト様定番の巨大ソファに、二人で腰掛けるのですが、その距離感と、話の間と、アイコンタクトが素晴らしかった・・・

余談ですが、ツイッターをやっていると、間宮くんと橋本くんのツイートがRTで流れてくることがちょくちょくあったのですが、2人は本当に役に入り込むように仲が良かったようです。舞台最多出演になる高山猛久さんはブログで「橋本くんは稽古場から舞台を支えていた」と、書かれてました・・・いやあすばらしい、役者の鏡・・・
その2人の頑張りが舞台にはもの凄く現れてました。演出がすばらしい、ということも相まって、余計にそれが際立っていました。
2人と、その他出演者全員の熱意がすばらしい形になって完成された、もう初陣はそれだけで充分です・・・舞台ってこういうものなんですね!もう、嬉しくて楽しくて、年甲斐もなくキャアキャアしてしまいました。実際には騒げずニヤニヤを抑えて変な顔で観劇してただけなんですが。

一度ならず二度までもキルヒアイスは死んでますし、橋本くんが今後キルヒアイスとして登場するかは微妙な所ですが、ぜひ!また銀英伝舞台に出演してもらいたいです!
ラインハルトと交流がある役柄でいえば、ミュラーなんかよいのではないかと勝手に思っているのですが・・・若くて誠実で有能で、ヤンやユリアンとも絡みのある何ともオイシイ役所なんですがどうでしょう?キティさん・・・

そして、二代目、というか次回はまたヤン河村に戻るので、外伝ヤンといった立ち位置の田中圭さん。
あの再現度からしてもう、ヤン=河村隆一 のイメージがついてしまっているので、アレなんですが、ヤン田中もハンサムで細身の若き日のヤン、といった感じで良かったです。役者さんにこんなこと言うのも変な感じがしますが、演技がとても上手でしたw・・・まあ今までの他の出演者のこともありますので

アスターテで25歳、シトレ元帥の副官として初登場ですが、作戦案を却下され続けながらも、愚痴というより悲しげな独り言をぽつぽつ漏らしながら、従順に上官に従う感じは、気弱な青年士官といったイメージでした。
原作ヤンが「非凡の人・怠けたがり・毒舌」、OVAが「平和主義・優しい・ぼやきや」、ヤン河村が「天才・穏やか・中年の魅力」とすると、ヤン田中は「気弱・辞表キャラ・上司には頭があがらない」という感じだと個人的には・・・
ラップとは、ヤンが辞表を出そうとして失敗する度、からかうラップの親友らしいやり取りがほほえましいですが、三上さんはラップでも艶かしいというかなんというか・・・美形すぎるラップは面白かったです。


オーディンでの舞踏会のシーン、ベーネミュンデ侯爵夫人役の広田レオナさんの登場。声優さんのような可愛らしい声で静かに喋られるのですが、怖い・・・悪女っぷりの再現が半端ないです。
ベーネミュンデが真っ黒の魔女なら、真っ白な女神風衣装で登場する姉上・アンネローゼ。白羽さんは間近でみるとより優雅でお美しい・・・

そして双璧もここで舞踏会の警備役として登場です。オリジナル脚本で、ベーネミュンデに因縁をつけられたアンネローゼを助けたことで、顔見知りになります。
アンネローゼは助けてもらったお礼に、と双璧二人を自分の館に招いてフリカッセをごちそうします。
双璧は互いに「堅物の平民」「女ったらしの下級貴族」と呼び合い、そんな二人の様子をみたアンネローゼは弟とキルヒアイスのことを思い出し、切なげな表情を見せます。

双璧、ラインハルトキルヒアイスに続いて見事なコンビでした。
短気で正義感溢れるミッターマイヤーと、冷静で皮肉屋のロイエンタール。少し原作OVAのイメージとは違いますが、それもまたよい!舞台ならではのキャラです。
双璧といったら、第一章の中河内くん、東山くんの美形ダンスコンビが印象深かったのですが、初陣双璧もすばらしかったです。
ミッターマイヤーのプロポーズの時の話を肴に、アンネローゼと盛り上がるロイエンタール。黄色い薔薇もすてきだわ、とフォローするアンネローゼに「褒めるとつけあがります、なぜならこいつはミッターマイヤーだからです」と繰り返し、短気な疾風がやり返すと「お前のこの手の話はダース単位で持ってるからな」と返すロイエンタール。いい双璧です・・・
アンネローゼに「二人にはゼラニウムが似合うわ。花言葉は「親友」よ」と言われ、少し誇らしそうなミッターマイヤーに、「悪くない・・・」と答えるロイエンタールの間がよかったです。
ちなみにこの花言葉のシーン、日によっていろいろと演出が変わっていたそうです。


カプチェランカ編はさわりのアスターテの後、回想として始まります。ベーネミュンデ侯爵夫人の陰謀との戦いの始まり。
カプチェランカに配属されたラインハルトとキルヒアイス。ベーネミュンデはフーゲンベルヒ大尉とヘルダー大佐を利用して彼らを殺害しようと企みます。
フーゲンベルヒの高山さん、アンスバッハ。リンチ、ときて三人目の役ですが、フーゲンベルヒの下衆の笑みがたまりません。

キルヒアイスが暴行されている女性を助けるシーンでは、二人が見事な殺陣を見せてくれます。
キルヒアイスはアクションは足技メインで、橋本くんの長い脚での回し蹴りはかっこよすぎてしびれました。対してラインハルトの王者の風格ただようアクションは、蹴りさえも威厳に満ち溢れていたので、私はラインハルトのキックを「お礼キック」と命名しました。あの蹴りを受けた兵士Aもさぞ本望だろうて・・・
しかしこの騒ぎで因縁をつけられ、ネチネチとフーゲンベルヒに嫌みを言われる二人。迷惑をかけた、とラインハルトに謝罪するキルヒアイスに「気にするな」とラインハルト。そんなことで頭を下げ続けていたら、そのうち逆立ちしなくてはいけなくなるぞ、と笑ったあと、キルヒアイスの髪をくるくるといじります・・・ついに来た、伝家の宝刀!この二人でしか成し得なかっただろう・・・ラインハルトキルヒアイスファンの方、堪らないでしょうなあ。いやあ、すごい。

ヘルダーの策で、偵察にむかった装甲車に細工をされ、極寒の中で身動きがとれなくなった二人。「姉上のつくってくれた玉ねぎのパイが食べたいな。それに熱いコーヒーを一杯」「クリームをたっぷり入れて」に続けて、「「そしてフリカッセ」」と顔を見合わせて言うセリフはオリジナルでしたが、二人がとても可愛らしかった。
そして2対6の劣勢に追い込まれ、フーゲンベルヒと戦闘になる。アンネローゼを売女と貶めたフーゲンベルヒに、ラインハルトならずキルヒアイスまでも激怒する。「この男はアンネローゼさまの・・・を、アンネローゼさまを汚しました」名誉、とは言わなかったものの、震える声でブラスターを構えるキルヒアイスの後ろ姿は壮絶でした。
フーゲンベルヒとヘルダーを亡き者にした後、二人はこんな卑劣な敵ではなく、もっと賞賛に値するような敵がほしい・・・と願うようになります。


そして第5次イゼルローン。イゼルローン要塞駐留艦隊に所属していラインハルトとキルヒアイス。対する同盟軍イゼルローン攻略作戦部隊として出陣したヤン。
カプチェランカでのヘルダー大佐の死を調査する、と称してベーネミュンデの指示でラインハルト達に付きまとうクルムバッハ憲兵少佐。岸さん、3回目の登場、全て役柄が違いますが、毎回印象が違って凄いなと思います。
大型駆逐艦を破壊し、ラインハルトが戦略的にもすぐれた見識と才能を持っていることに気付いたクルムバッハは、同盟軍の進撃の混乱に乗じてラインハルトとキルヒアイスを殺害しようとします。30メートル(という設定)の高さの足場から落下しそうになるラインハルトを、キルヒアイスは身を呈してクルムバッハから守ります。このシーン、暗がりの中でキルヒアイスの手につかまっているラインハルトが、ほんとに宙づりになっているように見えました。本当は間宮くんが壁の足場に片脚をひっかけて身体を支えながら、橋本くんの手を握っていたんですが、遠くからは見えなかっただろうし、おもしろい演出でした。

シトレ元帥の作戦が失敗に終わり、撤退を命じられるヤン。落ち込むシトレに向かって「紅茶派に乗り換えてはいかがですか?」と発言。ジョークが下手だという設定には忠実です。

過去の回想が終わり、再びアスターテへ。
アスターテ会戦は舞台で何度もやっているのでおなじみです。
勇戦したヤンに対し、再戦の日まで壮健なれ、との電文をラインハルトが送り、戦いは終了。


そして、ベーネミュンデ侯爵夫人との戦い。
クロプシュトック事件で軍刑務所に拘束されたミッターマイヤーに、ベーネミュンデ配下のグレーザー医師が接触します。
グレーザーはエヴァンゼリンを人質にミッターマイヤーを脅し、アンネローゼを殺害することを強要。異変に気付いたロイエンタールが寸前でミッターマイヤーを制止します。このストーリーは完全にオリジナルです。
毎度ながら拘束シーンのあるミッターマイヤーはファンサービスと思われます。・・・根本ミッターマイヤー、色気がありました。
「約束しろ、けっして早まるな、短気をおこすな。俺がかならず助けてやる」このロイエンタールのセリフは前のシーンでも似たようなことを言っていたんですが、このシーンでのロイエンタールの口調は若干震えているような迫真の演技で、ドキドキしました。ロイエンタール藤原くん、クールですが、かっこいい。
そして、ミッターマイヤーを守るためロイエンタールはラインハルトに忠誠を誓う、という流れにつながるわけです。


数々の事件を起こした為、厄介者扱いされ、リヒテンラーデらの画策で皇帝から暇を出されてしまうベーネミュンデ侯爵夫人。しかしこのことが彼女を最後の凶行にはしらせます。「殺してやる・・・殺してやる!!!」と叫び続けるベーネミュンデ、怖すぎます。
そして、ラインハルト、キルヒアイス、アンネローゼの出席する祝宴で、ベーネミュンデは買収した男たちを使って実力行使に出ます。凶刃にさらされたアンネローゼを守るため、ラインハルト、キルヒアイス、そして釈放されたミッターマイヤーとロイエンタールが駆けつけ、暴漢に応戦します。
最後のアクション、それぞれ動き方にキャラクターが出ているのが面白いです。ラインハルトは堂々と、双璧は動きがリンクしたようなアクション。ワルツに合わせて同じ動きをするのでどうしてもエヴァの9話思い出しますね・・・二人が、馬跳びのように背に手をついて、くるっと身体を回転しながら飛び上がりキック、というシーンが格好よかったです。
トリに袖から出てくるキルヒアイスは、まるでラスボスの風格で恐ろしかったです。あの菩薩の笑みのあとに繰り出される回し蹴りはギャップがすごいです。

捨て身の計画も失敗におわり、遂に死を賜ることになったベーネミュンデ。
広田さんの「陛下はどこにおわすのじゃ!?陛下!陛下!!」のセリフの連続なんですが、鬼気迫る演技でした。これにはラインハルトも思わずたじろぐ。陛下、と呟きながら錯乱してラインハルトに抱きつき、絶命するベーネミュンデ。凄まじい最期です。
こうして女優は退場し、舞台は閉幕します。

拍手喝采、カーテンコールでは、田中さんがファイエルのポーズを決めて出て来たり、白羽さんが間宮くんにアイコンタクトしたり、役者さんがみんな楽しそうにしてたのが印象的でした。
間宮くんが、「今回の舞台は、演者さん全員と、スタッフ、そして観客のみなさんのおかげで素晴らしいものになりました、最後にみなさんで拍手をしましょう」と言い、会場全体の拍手で締められました。
カーテンコールは3回ありましたが、拍手が鳴りやまなかった為、間宮くんと橋本くんが着替え直前の状態で再登場。最後二人が抱き合って観客からは歓声があがりました。

なんというか、役者さん、演出、スタッフの愛を感じました・・・ほんとに良い舞台でした。
今回の初陣は、はじめチケットの売れ行きが良くなかったんですが、公演が始まってからは、リピーター率がとても高かったそうです。
会場でマダムが熱く役者さんについて語っている光景をちらほら目にしましたので、ほんとに何度も観に来ているお客さんが多かったんだと思います。
千秋楽には、アドリブが多くなったり、挨拶があったりするのを目当てに行ったのですが、観劇後は、他の日の公演も何回か見に行きたかったな〜と思いました。パンフレットも、もともとの数が少なかったせいか、完売してしまっていて買えなかったのが残念です。
DVDがそのうち出ますが、アフタートークショーが入っているなら買おうかな・・・とまで考えてます。

珍しく帝国のことばかり書きましたが、それくらいラインハルトキルヒアイス双璧、格好よかったです。
できれば同盟でも、これぐらい美味しい展開をやって欲しいんですが・・・やっぱり優遇されるのは華がある帝国勢なのか・・・ヒロインがなかなか活躍しないのも悲しいです。

なにはともあれ、次作が楽しみです!間宮くん続投ですし、ヤン河村、オーベルシュタインの貴水さんの出演も決まりました。これで同盟軍勢にまたあのキャスト陣がきてくれたらなあ、と思っています。

毎度ながらとても長くなりましたが、初陣感想以上です。









第四章 後篇 激突 感想記事
第三章 内乱 感想記事
輝く星 闇を裂いて 感想記事
撃墜王 感想記事
第二章 自由惑星同盟編 感想記事 1
外伝 オーベルシュタイン編 感想記事
外伝 ミッターマイヤー・ロイエンタール編 感想記事



気がついたら3ヶ月も放置...!
twitterさんのせいだ

いろいろと落ち着いたらやりたいことがいっぱい・・・
燃えろ新日本プロレスのDVDめちゃめちゃ溜めてるの見なきゃだし、絵もかきたいし、本読みたいし、映画見たいしううう。

そんな感じで初陣千秋楽行ってきます!
TLがバレツイだらけで地雷状態なので、薄目でTL追ってる女はこの私です。どんなちっさいことでも知りたくないの!楽しみ半減じゃん!

ということで初陣後は性懲りもなくまた感想記事でもかこうかな、と
公演決定した次作の激突前夜は、ヤン河村、間宮ラインハルト、貴水オーベルシュタインががっぷり3つ揃って出演決まったみたいなんで、ぜひチケットとらなければ

最近夜更かしの連続でこんな時間にも寝れなくなったので絵の投稿をば。
下は、Twitterで好きなキャラクターの衣装シャッフル、というのがありましてそれで描いた絵。



 「魔法少女☆リリカルメルカッツ」
別に私は初老の♂に幼女の格好をさせて喜ぶ変態ではありません。
描いてる最中も、「リリカルマジカルメルカッツ...」「キタキタフェスティバル...」などと考えながら平静としておりました。
しかしイヤ、なんかまことにに申し訳ない。...

あと小言を書くと、シェリルの帝国軍服はメルカッツ提督が着ている旧軍服じゃないので、厳密には衣装シャッフルしていない。しかしなかなかハマってる(と個人的には思う)。ヒルダちゃんの軍服姿がこんな感じにエロかったら世界は平和になったかもしれないのに。
なのはさんはなぜか格ゲーのキャラのように。白うさぎつぼみは我ながらよいなあ、と思った。かわいい。


それと、舞台、初陣ですが見事千秋楽の公演を当てました。というか当ててもらいました。
ヤン役は田中圭に決まりまして、生・田中圭を見る機会なんてもう一生ないだろうので楽しみにしてます。





昨日のA's一番くじは僅か4000円のお布施で挫折したので、こずるいおとなの私はらくてんにてきゅんキャラコンプしたのでした。

しかし次回こそはStSなの破産できるよう貯蓄に励むのだ。正しい買い方は箱買い占めらしいです。狂ってやがる。


届いてからは延々と撮影会。
何気に自力で当てたザフィーラがお気に入り。出来はシャマルが一番いいと思う。かわいい!
ヴィータはもう少し顔上げれるとよかったんだけど。シグナムはレヴァンティンがポロポロ落ちるのがとっても厄介。



なのは〜






フェイト、可愛い






シャマルは立ちがいい!






シグナムがいちばんアクロバティック






ザフィーラさんちゃんと出てよかった






ヴィータは帽子がお気に入り






現在のフィギュア棚全景。クリアの棚じゃないからちょっと残念な感じ。
しかし、う〜んこの光景、いい感じにキモオタっぽくなってきた。突然死したら親が嘆く感じ。






きゅんキャラは頭が重いし、ねんぷちも壊れやすいからちまちま大変。俯き加減のやつは見づらいし暗いし。ポーズ変えるたびに崩れて倒れて飛んでったり散々だった。

数も増えて来たからこれを期にいいフィギュア棚を買おうかと・・・。
あと、今度出るシェリルのマックスファクトリーの1万9千円のやつを予約しようか迷っている。あれは顔だけ残念。
それにハトプリ4人となのはフェイトホァンちゃんDXモデル。DXは現物をゲーセンで見たけどホントにデカかった。
しかし、だんだん箍が外れてきて金銭感覚とか真人間の感覚とか分からなくなってきてる。



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